姿勢と呼吸を意識すると人生変わります

背中を丸めた状態で深い呼吸ってできないですよね?

深呼吸すらできないカラダでは健康なカラダすらできないんです。

なぜ姿勢が大事なのか?

背中を丸めた姿勢では、内臓も圧迫されるし、骨格もゆがむしで、

姿勢が大事だということはどなたでも大事だということがわかると思いますが、

実は脳の仕組みの観点からみても姿勢は大事なんです。

これは、脳科学の分野になりますが、私たちの人間の脳は、大変高性能につくられています。

しかも、超素直！私たちが日ごろ当たり前に扱っている言霊、している行為行動を感知して

「こうして生きたいんだな」ということをキャッチしているんです。

そして、実は、そのなかに「姿勢」というものも含まれていて、あなたが日ごろとっている姿勢も指令と捉えているんです。

姿勢は思考パターンにも影響していることが脳科学の研究において明らかにされています。

簡単にいうと、下を向くとネガティブ思考に、上をむくとポジティブ思考に。

肩をすぼめ、伏し目がちにすごして、良い想像なんてできないですよね?

この時、脳には「ネガティブにすごしたいんだな」と伝達されて、そういう思考パターンをつくりだすんです。

そのような情報をキャッチしたり、そう感じられるような展開に繋いでくれるんです。

実際、姿勢の善し悪しで、その瞬間芽生える思考、感情に差があるのは、あなたも感じたことはあるはず。

今この瞬間、やってみてください。

肩をすぼめて伏し目がちにしてみて、安心や喜びといった思考、感情が芽生えづらくなりませんか?そして、溜息をつきたくなる、どんよりした気分になりませんか?

反対に、胸を広げて目線を上げてみてください。なんとなく、不安や心配といったネガティブな感情が芽生えづらく感じませんか?そして、なんとなく、スッキリする、気持ちが上向きになる感覚がないでしょうか?

姿勢がよくなるだけで、精神が安定したり、幸せを感じる度合いが違ったり、自分への信頼感が増してくる。

良い姿勢をつくるということは、よりよい人生をつくるということにも繋がってくることです。

是非、息を深く吸える姿勢で、目線を上にあげて、笑顔で堂々と生きていってください♪

「猫背」の簡単なチェック法としては、楽にして立っている状態を横から見て、以下の4点が真っ直ぐに揃っているかどうか。

① 足（外くるぶし）
②骨盤（お尻の横のクリクリした骨）
③肩
④頭（耳の穴）

「キレイな姿勢」は上記のポイントが真っ直ぐに揃っていて、「猫背」の方の場合は、 「外くるぶし」から真っ直ぐ上に引いた線よりも、肩と頭が前に出ていて、背中は丸まり、アゴが少し上がった状態です。